ゆらりゆらりとゆらゆらと

あたまの悪い男が、起こったことを忘れないためのボケ防止日記

「Dies irae ~Amantes amentes~」ChapterXⅢ 感想Ⅰ

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“では一つ、皆様私の歌劇を御観覧あれ”

“その筋書きは、ありきたりだが”

“役者が良い、至高と信ずる”

“ゆえに面白くなると思うよ”

 

 

ついに水銀全面監修の歌劇も最終章。

その展開は王道、しかし役者が良ければ芝居は至高。

なら言うことなんてないじゃないか。

至高の天はここにあり。

 

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「Dies irae ~Amantes amentes~」ChapterⅫ 感想

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“私はまた、みんなと逢いたい”

“もう一度、たとえ夢でもいいからあの日に帰りたいと願うだけ”

 

 

我らが女神が「フリン」を覚える素晴らしき章。

最終決戦を前に敵も味方も勝利を誓い合う。

学校でワイワイする蓮たちに対し、城で一人孤独に戦う玲愛が辛い。

正田卿もストッパーがイカレたのか、前2ルートのChapterⅫに比べ、格段に長い!

 

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「Dies irae ~Amantes amentes~」ChapterⅪ 感想

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“だからこそ彼はマキナ。機械仕掛けの神と呼ばれる”

 

前半は蓮とマリィの真の逢瀬 。

深く結ばれる両者のつながりに胸が熱くなるのだが、後半の邪聖vs鋼鉄の勢いにすべてもってかれる、色んな意味で破壊力満点な章。

 

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「Dies irae ~Amantes amentes~」ChapterⅩ 感想

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“魔女の腹を裂いて現れたモノは、自らの手にある鎖を握りなおす”

“とぼけた声。およそ緊張感の欠如した、どこか酔っているようなノリはそのままに——

 

司狼信者のブログ主歓喜の第10章。

前章といい、今章といい、マリィルートは一章ごとの密度が濃すぎてやばいぜ。

 

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幸せボンビーガールを毎週楽しみにしてる危ないアラサーのおっさん、それが俺

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諸君、私はボンビーガールが好きだ。

諸君、私はボンビーガールの上京ガールが好きだ。

諸君、私はボンビーガールの上京ガールのコーナーが大好きだ。

 

都会に夢みる姿が好きだ。

人混みになれていないあの感じが好きだ。

CMでやってるような有名な不動産会社じゃなく、地域密着型の会社に頼るのが好きだ。

そこに向かうのにGoogleマップで四苦八苦してる姿が好きだ。

初めは低い家賃で探し始めるのに、みんな最終的には6万越えてもいいと言ってくるのはたまらない。

たまにぶっ飛んだ物件を紹介してくる様子なんて感動すら覚える。

劇団ひとりの相槌が好きだ。

杉村太蔵の大げさな表現が好きだ。

山咲トオルのナレーションが好きだ。

世界仰天ニュースのスペシャル枠に潰された時は悲しいものだ。

ボンビーガールのその後を追う企画なんて感動の極みだ。

 

諸君、私は上京ガールのコーナーだけを望んでいる。

君達は一体何を望んでいる?

15分ほどにも及ぶムダなゲスト紹介の時間か?

泉お嬢様がやたら鼻につくDIYか?

 

よろしい ならば戦争だ。

 

 

......なんかいろんな人を敵に回す発言をしてしまったな。

まぁそうなんです、ブログ主は上京ガールのコーナーがめっちゃ好きなんです。

上京ガールたちがどこを妥協するか四苦八苦するところもそうなんですが、シンプルに東京の家賃や部屋のモデル等参考になる。

(参考になるといっても、東京に引っ越す予定は皆無だが)

東京のアパートは、洗濯機は外置きがデフォだなんてこの番組で初めて知ったよ(震え)。

そしてみんなが決まって挙げる条件が「2階以上」と「オートロック」。

なるほど、確かに女性の一人暮らしにセキュリティは大事だ。「2階以上」っていうのは男としてはどっちでもいいことかもしれないが、女性からすれば重要な要素なんだな。

自分に娘が生まれたときは、ぜひその点は徹底してもらいたい。

......まぁ子どもどころかそもそも相手がいないんですけどね(死にたい)!!

 

 

そしてやっぱり花の都、大東京。

そこそこ家賃がする代わり、部屋がたいしたことない

ブログ主が住んでる田舎の部屋なんて、家賃4万で2DKやぞ。

紹介される物件はどこも「あと一歩惜しいっ...」って感じのところばかり。

個人的に「収納スペース」は欠かせないんだが、今どきの女の子はわりとそうでもないんですかね?

っていうか紹介される部屋のロフト率の高さよ。

あっロフトに荷物おければいいのか。

 

そして肝心の上京ガールたちなんだが、みんな今どきの子のはずなのに、東京の家賃相場に対して疎すぎやしないだろうか?

スマホで検索すればいくらでもその手の情報は入ってくるだろうに、最初の価格設定がみんなやたら強気だ(別に悪いことじゃない)。

スタッフの指示がはいっているのか、そもそもやらせなのか。

まぁなんにせよ楽しめてるから全然OKなんだけど。

 

そして東京特有というか都会なら当然なのだけど、駅が多すぎて何が何やら。

渋谷とか新宿など、有名どころ以外名前いわれても全然ピンとこない。

「○○駅は○○線が通っているから乗り継ぎ少ないですよ~」なんて不動産屋の人が言ってても頭の中「?」でいっぱい。

これけっこう上京ガールたちも同じ現象になると思うんだけどなぁ。

 

とまぁ、毎週「いやここはエレベーターなきゃダメだろぉ~」とか「駅から近いさっきの方がいいんじゃないの~?」とか好き勝手に野次を飛ばすくらい楽しみに観てるので、どうか世界仰天ニュースは水曜9時に戻ってくれないだろうか(懇願)。

ほんとなんで火曜の9時にやってきたのよ...。

もっと補強すべき曜日があっただろうがよ...。

木曜日とか、木曜日とか。

「Dies irae ~Amantes amentes~」ChapterⅨ 感想

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“わたしにとっての唯一無二は、きっとレンなんだと強く思う”

 

それぞれの思惑が交錯する病院戦。

リザとトリファの夫婦喧嘩でハラハラし、マリィの覚醒で胸が奮え、螢の残念さに頭を抱えるボリューミィな章。

「黒髪ロングはしっかりしたイメージ」を覆す螢はある意味偉大。

 

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「Dies irae ~Amantes amentes~」ChapterⅧ 感想

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“じゃあレン、わたしが五人目になってもいい?”

 

マリィファンならば昇天必至の第8章。

女神は何着ても女神なんだということ、はっきり分かんだね。

一方「Nachtzehrer」と章題にもなってる通りルサルカも登場するのだが、活躍どころか特大の死亡フラグを建てることになろうとは、誰がタイトルから想像できようか。

 

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「Dies irae ~Amantes amentes~」ChapterⅦ 感想

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“世界(うみ)の中でずっと一人、溶けない石ころであったわたしは、今この時から変わっていくのか”

 

 

走れ~ 黄金の~ 帝国歌劇団

唸れ~ 水銀の~ 帝国歌劇団

 

というわけで前半パートは黄金主催のステキな楽団に招待されるマリィ。

そして後半パートは主人公とラスボスの1対1の面談。

試される蓮の胃腸!!

 

 

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「Dies irae ~Amantes amentes~」ChapterⅥ-B 感想

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“私の業(あい)とは、すなわち破壊だ。総て壊す”

 

マリィ・玲愛ルートへの分岐。

女神覇道化計画が本格始動するのだが、黄金の重すぎる愛に、さっそく計画は佳境をむかえる(早えよ)。

 

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エンディングで全てが許されるゲームをしっているか?

www.jp.square-enix.com

FF9だ。

 

 

おわり。

 

 

 

......いや「おわり」じゃないわ。

終わっちゃダメだ。この熱を語りたい。

というのもつい昨日、FF9リマスターを終わらせ、そのあまりのエンディングの素晴らしさを、リア友にこれでもかってくらい語ってきかせたのだけども「いや、おれもやったから知ってるし、なんだったら初代プレステの頃からやってるしwww」

と、“おまえが味わった感動なんかとっくの昔に卒業してるから”みたいな空気をだされて俺の話は遮られた。

......

 

いやおれだって初代やってるわ!!!

こっちだって4枚組Disk経験者じゃボケェ!!

あの野郎、なわとび1000回成し遂げたからって調子のりやがって...。クソが...。

...え?ブログ主?なわとびやってないよ?

なんたって購入したリマスターはswitch版だからね!

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ち、ちがうんだ。ブログ主のPS4はすでに容量一杯だったんだ!

決してトロフィーリスト見てビビって逃げたわけじゃないんだ!!

 

 

閑話休題

 

 

話を戻そう。FF9のエンディングは素晴らしい。

あのエンディングに到達した瞬間全てが許される。

「許される」といっても、リマスター版で不満だった諸々改善されたし倍速機能は神だし、開発された段階である程度許されてるんだけど。

とにかく許されるのだ!!

 

エンディングってどこから?って話だが、具体的には「永遠の闇」とかいうぽっと出のペプシ野郎を倒したところからだ。

さっきまで「ヒャッハー星ごと道連れじゃ~」と殺気マンマンだったクジャが「逃げろ」とジタンたちを導くところ。

ここから感動のラストへの道は始まっているのだ。

生きているクジャを放っておけないジタンは、一人クジャの下へ。

何気にこのときの“イーファの樹”へ突入するときのムービーがすごい。

もう有名すぎてプレイしてない人も知ってるだろう「誰かを助けるのに理由がいるかい?」もここでお披露目。

かっこいい。

このセリフちょっとキザで、でも困ってる奴を放っておけないジタンのキャラも表れていて、実にピッタリだ。かっこいい。

ただ個人的には、この後「この世にいらない存在なんだ」と自嘲するクジャにかけた「この世にいらない存在なんてないさ…」も捨てがたい。

ジタンとクジャの生まれた背景を考えると、このセリフの重みはすごい。

 

まあここまででもある程度許してやらんでもないんですよ。というか十割許されてるんだけど。

ビビのモノローグが入った瞬間から、このエンディングは歴史に名を残すほどの大作と化す。 

 

月日は経ち、パーティメンバーたちがアレキサンドリアに集まりだす。

中でも、みなし子エーコがシド夫妻の養子になっていることが地味にグッとくるが、シドのことを“おじさん”から“お父さん”と呼びなおすところがさらにグッとくる。

テンプレみたいな展開だけどよぉ、こういうの超弱いんだよ...。

 

そして当然ビビもアレキサンドリアに来る......と思ったら、大量に来る。

現れたのはビビの子どもたち。

その言葉遣いやセリフの内容から、プレイしているユーザーもようやくここでビビが旅立ってしまったことに気付く...。

 

“毎日、ジタンのことを話したんだよ……”

“ボクたちのとても大切なひとがいたって……”

“生きてることの大きさを教えてくれたひとだって……”

 

ヒビ……おまえ……。

 

“別れることは決して悲しいことじゃないよね?”

“離れていても心が通じあったよね?”

“そんな大切なことを教えてくれたんだよね?”

 

ちげぇよビビ…教えてもらったのはコッチのほうだよ…。

だからそんな悲しいこと言うんじゃねえよ…。

 

“ボクが何をするために生まれてきたのか”

“ボクがいったい何をしていきたかったのか”

“そんなことを考える時間をくれてありがとう”

 

……。

 

“ボク、みんなとめぐり逢えて、とてもうれしかった……”

“もっと一緒に冒険したかった……”

“だけど、別れる時は…必ず来るんだよね”

 

は?いや、おまえ…なに言って……。

 

“みんな……”

“ありがとう……”

“さようなら……”

 

“ボクの記憶を空へあずけに行くよ……”

 

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「記憶を空へあずけに行く」なんて、おれが一生かかっても思い浮かばない言葉だよ。

でもそうか...。ビビは記憶と命をつないだんだな...。

短い時間しかなかったけれど、「生きる」ことの意味を見出せたんだな。

 

そして感動はここで終わらず。

 

生死不明のジタンを除き、みんなが城下に集う。

マーカスとコーネリアの悲恋を観劇するガーネット。

舞台は悲劇で終わると思いきや...。

マーカスを演じていたのは、ジタン!

涙ながらに駆け寄り、ジタンの胸に拳をドンドンするガーネットが愛おしい。

笑顔で送り出すスタイナーも最高だ。

大団円で締めくくられる中、最後のガーネットとジタンの会話。

 

「ねぇ どうして助かったの...?」

 

「助かったんじゃないさ」

「生きようとしたんだ」

「いつか帰るところに帰るために」

「だから うたったんだ」

「あのうたを」

 

あっ...これ神ゲーだ...。

許すとか許さないとか、なんておれはおこがましいことを考えていたんだろう。

とんだ馬鹿野郎だ。

「永遠の闇」っていうのはラスボスじゃなくて、おれのことだったんだ。

状態異常をあんなに引き起こさせるなんて、いかにも性格の悪いおれそのものじゃないか。

しかしそんなペプシマンの心も、バックで流れる「Melodies of Life」が浄化してくれる。

 

“消えゆく運命でも”

“君が生きている限り”

“いのちはつづく”

“永遠に”

“その力の限りどこまでも”

 

...なんなんだよこの歌詞は。

ゲームにマッチしてるなんてレベルじゃねえぞ。

どれだけこっちの涙腺を壊せば気が済むんだよ...。

 

“わたしが死のうとも”

“君が生きている限り”

“いのちはつづく”

“永遠に”

“その力の限り どこまでもつづく”

 

 

ありがとう。

もうそれしか言えない。

これほどすばらしいゲームを作ってくれて。

ジタンたちと旅をさせてくれて。

ビビと会わせてくれて。

本当にありがとう。

 

戦闘前のロードまだ長えよ、とか。

ジタンが盗みおえるまで攻撃始められねえよ、とか。

サラマンダーって要る?とか。

もうそんな小さなことはどうでもいいんだよ。

 

FF9神ゲー

オズマてめーはぜってえ許さねえからな。

「Dies irae ~Amantes amentes~」ChapterXⅢ 感想Ⅱ

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“ああ、大きくなったね、螢”

 

THE最終決戦。

ラスボス・裏ボスのラッシュ。

そしておいしいところ全部持っていく自称屑の人。

冷静に考えれば誰も“流出”していないのに盛り上がり方がマリィ・玲愛ルートに引けを取らないってすげえよ正田卿!(香純ルートに背を向けつつ)

 

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「Dies irae ~Amantes amentes~」ChapterXⅢ 感想Ⅰ

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“その勝敗は明白であり、奇跡でも起こらぬ限り覆ることはない”

“だが奇跡とは?”

“本来そのようなときに起きるからこそ、奇跡というのではなかったろうか” 

 

歌劇「ヴェヴェルスブルグは今日も地獄」開幕。

香純ルートでは出番がなかった奴らが鬱憤を晴らすかの如く大暴れ。

おかげで主人公勢が苦戦どころの騒ぎじゃなくなってしまった。

しかしこの章、半分くらいはエレオノーレとベアトリスの惚気で構成されていることにユーザーたちはお気づきだろうか!?

 

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「Dies irae ~Amantes amentes~」ChapterⅫ 感想

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“我らを早く殺してくれと——切に切に思い望むのだ狂おしく”

 

 

みんなおいで、カイン祭りがはっじまるよーーー!!!

というわけでカインの中の人たちが暴れまわる、実質カインが主役の章。

んでもって彼らの末裔、螢のいじめれ珍道中も終わらず。ベイ、シュライバーが終わったと思ったらいよいよトリファだ!

ってかなんで螢にこんな格上ばっかあてがうんだ正田ァ!!

 

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「Dies irae ~Amantes amentes~」ChapterⅪ 感想

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“だから、逃げないで見てほしい”

 

蓮&螢の決意表明の章。

蓮がこうまで好意をストレートに伝えないのは螢だけだという唯一性を、螢だけが分かってないってのがね……ムフフ。

 

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