“私の業(あい)とは、すなわち破壊だ。総て壊す”
マリィ・玲愛ルートへの分岐。
女神覇道化計画が本格始動するのだが、黄金の重すぎる愛に、さっそく計画は佳境をむかえる(早えよ)。
前半パートでの宣言通り、主人公の前に姿をみせるラスボス。
“夜気に踊る鬣のような金髪と、自殺衝動すら覚える麗貌には、造形上なんの欠点も見つけれない”と蓮評。
あ~でたでたマンガ的過剰表現。嫌だ嫌だ。
こんな大げさな描写しちゃってだいじょうぶか?おい。いくらなんでもやりすぎちゃったな正田ァ。
ロン毛設定はDiesオリジナルだからまぁいいけどよ、「自殺衝動すら覚える麗貌」だぁ?
おいおい、いいのか?ググっちゃうぞ?ご本人のご尊顔拝んじゃうぞ。これでゲロブスだったらまじでどうし
......ちょっと首吊ってくるわ。
その力は外見だけにとどまらず。
むしろ中身のほうがはるかにヤバい。
本体の影を投影しているだけにも関わらず、その凄まじい圧に屈する蓮。
さすが黄金閣下は別世界だ。
だがこの場にはもう一人、別世界の存在が。
マ「怖い、あの人が怖い——」
「怖い。怖い。怖いよレン——ねえあたしはどうしたらいい?」
蓮の恐怖がマリィに伝播。
結果、相互作用のように蓮の力がはね上がっていく。
何度かの上昇を重ね、ついにラインハルトに食って掛かれる域に到達。
前ルートまでとは大違いである。レベルアップの仕方がすごい。
ラ「暴走かな」
ト「というより、あなたがそうさせているのでしょう、ハイドリヒ卿」
嬉しそうなラインハルトとは逆に、トリファは困り顔。
蓮が強くなっちゃうと香純ルートみたいに力づくで御せないしね。
蓮は勢いのまま、ラインハルトに斬りかかる。
が
ラ「恐れで私は斃せぬよ」
「私は総てを愛している。それが何者であれ差別はなく平等に」
ギロチンは容易く防がれる。
そしてさらに、ラスボスがヒロインを寝とるというトンデモない展開に!!
ラ「なに、すぐに返してやろう。もっとも、別の男に抱かれた女を、再度受け入れる度量があればの話だがな」
蓮のNTR適正を試される閣下。
ど、どうなっているんだ......いつからこのゲームはこんなニッチなジャンルになったんだ。
マリィを取られ、蓮は気絶。
このシーンだけ切り取ると、ほんとにただのNTRモノ。
前ルートとはまったく違う展開に、ワクワクがとまらねぇゾ!!
ChapterⅦ Sakrament
マリィルート→「Dies irae ~Amantes amentes~」ChapterⅦ-A 感想 - ゆらりゆらりとゆらゆらと
玲愛ルート→「Dies irae ~Amantes amentes~」ChapterⅦ-B 感想 - ゆらりゆらりとゆらゆらと