映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』感想
受け継がれる天パ
story:シャアの反乱から12年。連邦政府へ反感を抱くテロリスト集団『マフティー』が声明を発表。その頃、大戦の英雄ブライト・ノアの息子、ハサウェイがコロニーから地球へと帰還して——
ネタバレなし
観てきました閃ハサ。
ブログ主は原作未読。Gジェネで知ったくらいの知識。割とそういう人多いのでは?
ぶっちゃけ観に行くつもりは全くなかったです。
↓これを見るまでは
んでまぁ実際観に行った感想としてはおもしれえ。
個人的には8作も続いた『ガンダムUC』よりもはるかに楽しめた。富野御大が原作だとこうも違うのか。
良かったところ
・主要キャラであるハサウェイ、ケネス共に嫌味のない良キャラ。声優さんもGジェネから大幅変更してるものの違和感なし。
・ギギは独特。クェスといい、ハサウェイは女難の相がありますね。
・どのキャラも(特にハサウェイ)独りごちるシーンが多い。おかげでキャラの心情が分かり易い。
・主人公に絡むキャラたちそれぞれ会話劇が楽しい。これが作品のメインディッシュといえるかも。
・市街地戦の緊迫感は異常。
イマイチなところ
・ガンダム観たことない人はやはりハードル高いと思う。最低でも『逆襲のシャア』は観ておかないと(ただ逆シャアを楽しむためには『1st』『Ζガンダム』を観ておかないといけないのがキツい)。
・いろんな方が言ってる通り、戦闘シーンが暗い。夜間のリアルさを強調しているため好き嫌い分かれるところ。
・上でも書いたが、独りごとのシーンが多い。活字だと違和感なかったんだろうが、映像作品のため、少し不自然かも(でもガンダム作品ってそれが魅力なとこあるよなぁ)
とりあえず、アレだ。これ見たら間違いなくガンプラ欲しくなる。
クスィーもペーネロペーもHGの値段じゃないが......。
下の方でネタバレあり感想
≪warnning≫
ここからネタバレあり
≪warnning≫
早く続きを見せてくれ。
とりあえず、アムロの巴投げシーンが流れたときはおもわず笑ってしまった。あそこ引っ張ってくるとはな笑。まぁクェスの決定的な離反シーンだから使われるのは当然っちゃ当然か。
クスィーの成層圏受領はBGMも相まって、良い緊張感だった。
その後の出撃シーンはハサウェイの覚悟、アムロのワンカットもあって盛り上がり方が尋常じゃない。
ってかペーネロペーとクスィーは反則だな。あの2機だけ次世代の戦いしすぎてた......。
クスィーの戦闘が思ったよりみれたことは、いい意味で予想外でした。ビームライフルをデコイに使うなど、ハサウェイの戦術の高さはびっくり。逆シャア時からは考えられない成長ぶりだ。
ただギギに振り回されてるところは、やっぱりあの時を彷彿とさせますね。
さてさて気になるのはやはり結末か。
原作では悲劇的な最期だったが、果たして劇場版3部作ではどうなるのか。
この1章ではさわやかな笑顔で終わったけど......正直不穏でしょうがない。
最終的には『UC2』へ続くのだろうが、果たして。
結局のところ諸悪の根源ってアナハイムじゃね......?そんな映画。