ゆらりゆらりとゆらゆらと

あたまの悪い男が、起こったことを忘れないためのボケ防止日記

映画「来る」感想

f:id:yurayura3:20191112070847j:plain

 

ダイナミック除霊

 

story:サラリーマンの田原秀樹は妻の香奈、娘の知紗と幸せな家庭を築いていた。しかし家庭内は徐々に不穏な空気が流れ、やがて怪現象に発展していくーー。

 

 

とっくに感想記事書いたと思ったら、ぜんぜんそんなことなかった。

印象としてはやはり、やたら豪華な俳優そろえたなという感じ。

その甲斐なのか、どのキャラも原作のイメージぴったり。

とくに秀樹なんて小説からそのまま出てきたかのよう。

妻夫木聡さんマジすげー。

松たか子さんもミステリアスかつ格上オーラ全開でステキ。

 

以外なキャスティングは柴田理恵さん。

これだけの役者さんの中、存在感が圧倒的だった(無論いい意味で)。

f:id:yurayura3:20191112071020j:plain

長年コントやられている人は演技もお上手なんだなと実感。

地味においしい役どころだったしね。

 

ストーリーは序盤から中盤にかけて見事に原作通り。

賛否があるのはやはり終盤のアレか。

あの突き抜けた感はブログ主は好きです。

 

下の方でネタバレ感想

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

除霊シーンがとんでもない大がかりなことに。

 f:id:yurayura3:20191109072527p:plain

原作との最大の相違点であり、原作組であればあるほどパニックに。

いやブログ主はかなり笑っちゃいましたよ。

JKたちは自撮りしてるわ、坊主と神主はいるわ、巫女さんがムダにかっこいいわ、逢坂セツ子(柴田理恵)はなんかすごそうな空気だしてるわで、カオス状態。

f:id:yurayura3:20191109072949j:plain


そしてこいつらを意に介さない”ぼぎわん”の強さ。

原作では由来からなにからしっかりした土台があったんだけど、映画じゃその辺総スルー。

あくまでも演出優先てことかしら。

原作じゃあ無双していた琴子も、映画じゃあ血吐かされてたしな。

小説は小説、映画は映画と割り切る必要あり。

 

怖いんだけどドコか笑える。

アレっ?これって伝説の貞子vs伽椰子と同じじゃないか!

そりゃあ俺に刺さるわけだ!

 

 

続編は観たいけど、きっと別物になるであろう。

そんな映画。