“——総て、滅びろ”
“さあ、平らかな安息をよこせ”
共通ルートはここで終了。
夜都賀波岐と竜胆が消えた世界。胸糞悪いったらないけども、これもこの後のストーリーを盛り上げるためと思えば......(--〆)。
東を平定し、都に凱旋した一行。
皆が勝利に酔いしれる中、最大の功労を挙げた益荒男たちの表情は......敗兵そのもの。
それもそのはず、総大将である竜胆の死は彼らにとって看過できるものではない。
というか東征に参加した者なら誰もがそう思ってしかるべきなのだが、覇吐たち以外誰も省みない。
ただ「勝った」という結果だけを見て満足し、己の利のみを追求していく——その光景はまさに竜胆が唾棄していた“死者の踊り”。
彼女に恋慕していた冷泉も例外でなく......。
結局竜胆の意思が伝わっていたのは益荒男たちだけだった。その事実が胸にくる<(`^´)>
冷泉による論功行賞。覇吐たちはそろって辞退。
あらためて竜胆が見てきた世界がどういうものだったのか痛感し......
覇「死者の踊りなら勝手にやってろ」
竜胆の言葉を借り受け、居並ぶ連中へ吐き捨てる。
そのまま場を辞そうとしたところで、ただでは帰さない冷泉様。
彼らをコケにするように下卑た笑みを浮かべて。
冷「逃げるのか、臆病者よ。女子供のごとき泣き言を盾にして」
かつて話題に上げた“墓”の話。
竜胆を国葬を以て送ってやるから喜べやと、そこに何の感慨もなく言い放つ。
カッとなった覇吐を抑えるのが刑士郎なのが、意外ではあれど納得。分かりづらいけれども、彼もまた竜胆に魅せられた者。
益荒男たちを最後まで嘲笑っていた冷泉様。
クールで泰然としているのは特徴ではあったけど......これじゃ顔と声が同じだけの別人だよぉぉ。
そうして——ついに完成する大欲界天狗道。
世界中のありとあらゆる生き物が殺し合いを開始。
黒白二元の世界ではまだ善と悪で大義名分があったが、第六天ではそんなものすらナシ。
ただただ“他人”という存在を滅し尽くすだけの悪魔の法則。
夜刀が身を挺して特異点に仕立てた神州でも、徐々にその法が広がっていき......。
射干デビューを果たす冷泉さま。
ビジュアルのはっちゃけ具合がすごい......!
外見に負けず劣らずのスペックも獲得。
当初の“陽・7”なんて遥か彼方。
夜都賀波岐でいえばなんと大獄に並ぶステータス。
波旬に同調するだけでこれだけのバフを得られる......なんて恐ろしい((((;゚Д゚))))
ゆえに当然他者にも容赦なし。
甘い汁を吸おうとした岩倉・千種を瞬殺。
神の意思に倣い、滅尽滅相を開始。
冷「喰らい、犯し、奪い、誇れ」
「善き哉。これぞ我らが本懐なり。誰も要らぬさ、収束せよ」
「これより先は、我一人だけ在ればいい」
狙いは益荒男たち。
共通ルートはここで終了。
ここから各キャラたちが、自身の業と決着つけていく。
全ては最低最悪のうんこマンを倒すため。
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