ゆらりゆらりとゆらゆらと

あたまの悪い男が、起こったことを忘れないためのボケ防止日記

映画「呪術廻戦0」感想

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シン・シン・ヱヴァンゲリヲン

 

story:特級呪霊「折本里香」をその身に宿す気弱な少年乙骨憂太。特級術師五条悟に保護され、東京都立呪術高専編入する——

 

 

ネタバレなし

 

レイトショーで観に行ったのですが、かなり観客がいてびっくり!!

公開されてから随分時間が経ってるのに加え、ブログ主が住んでいるのは田舎であるのに……

 

ただ、実際内容を観たらそれも納得。

いや動きすぎぃぃいい!!!

初っ端の小学校戦から半端じゃない。

世間で勝手にライバル視されてた『鬼滅の刃』にまったく引けを取ってないよコレは……!

アニメで「息を呑む」を経験させられるなんて……いやはや幸せですね。

内容自体は原作『東京都立呪術高等専門学校』に沿ったもの。元からして完成度がピカイチだったため、不満なんてあろうものか。

 

「自分には何も出来ない」と考えていた少年が、最後にたどり着いた答え——2時間に凝縮されたヱヴァンゲリヲンを観たい人はぜひ。

 

 

下のほうでネタバレあり感想

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

乙骨、おまえシンジくんなのか……?

「死んじゃダメだ、死んじゃダメだ、死……」は完全に狙いにいってるだろ。里香ちゃんが暴走初号機にしか見えねえよちくしょう。

ってな具合でブログ主の中で、内面・成長・声も含めて乙骨が碇シンジくんと完全シンクロ。「シンジもこれくらいまともな大人たちに囲まれてりゃあな……」と、つい感慨に耽ってしまったほど。

しかしながら、やはり主人公が精神的に成長していくのは観てて心地良いですね!自死すら厭わなかった少年が、生きる証明を求めて戦う……最高じゃねえか。

vs夏油は、作画も相まって滾る滾る。「純愛だよ」は文句なく100点。

それと、ぶん殴るシーンが黒閃に変わっていたのは良い改変。乙骨のセンスを鑑みれば当然だし、夏油が切り札を抜くのに納得ある描写に仕上がりましたね。すごい!

 

他にも目立った改変は

百鬼夜行にネームドキャラが参戦していたこと

・夏油と五条の学生時代、並びに闇堕ちが過去編に準ずる描写に(キーパーソンの天内も後ろ姿がチラッと(´;Д;`))

 

百鬼夜行に関してはナナミンや冥冥はまだしも、アニメ本編でまだ未登場の日下部、猪野の登場はサプライズ。猪野に関しちゃ原作で活躍まったくさせてもらえないからな……。

ナナミン地味に黒閃4連チャン決めてたけど、これがドヤ顔の元か?いいぞもっとやれ。

 

ED曲King Gnuの「逆夢」良かったですね。

里香との別れ、夏油との別れ、寂寥感が募る中にあの曲は非常〜〜にマッチしてた。

 

 

そして、この物語を語る上で外せないキャラが一人……おまえだ、ミゲル!!!

ホビーみたいな話し方の、唯一の外国人枠。

五条に原作の100倍ぐらいボコられたにも関わらず、吐血で済ました隠れ超人!マジメな話、(特別な呪具ありとはいえ)五条悟相手にあれだけ時間稼ぎできるとか……作中でも五本に入る強キャラなんじゃ……。

 

エンドロール後には2年になった乙骨とミゲルの姿。 

虎杖との絡みは当分先とはいえ、非常に楽しみですね~。そんな映画。 

 

 

 

 

jujutsukaisen-movie.jp