ゆらりゆらりとゆらゆらと

あたまの悪い男が、起こったことを忘れないためのボケ防止日記

『相州戦神館學園 八命陣』第二話 感想

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“俺は柊恵理子の息子であり、晶たちの仲間であり、皆にとっての誇りでありたい。ずっと、これから、何があっても”

 

いよいよ話が本筋に入ってくる重要な第二話。

主人公たちが乗り越えなけばならない壁たちが次々と登場し、プレイした全爪牙が頭を抱えたことだろう。

 

 

 

 

1話で衝撃の登場を果たした「眠り姫」こと世良水希さん、正式復学。 

黒髪ロングの正統派美人。性格も明るく、誰でも好きになっちゃいますね。

そんな水希、2年のブランクを感じさせないほど学校に馴染んでいる。特に花ちゃん先生とのやりとりは、美しい師弟関係。 

 

 

さて四四八らの方は、徹夜で対策会まで行った定期試験の結果発表! 

晶・歩美は点数UP大成功!栄光もかなりギリギリのところで首の皮一枚つながった感じ。 

しかしここでまさかの人が...... 

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鈴ちゃんっ......!! 

名前を書かずに提出という、今どき逆に誰もやらないミスをこなす我らが鈴子。 

ユーザーの気持ちを晶が代弁。 

晶「おまえ、究っ極に馬鹿だな」 

 

 

 

水希の転入イベントも不自然なほどすんなり収まる。まるで以前にも会ったことがあるような――既知感が四四八たちを駆け巡る。

さらにひょんなことから、水希と夢の中でバトったことを幼馴染たちに明かす四四八。 

みんな興味を持ち始め、自分らも夢に入りたいとしっちゃかめっちゃか。 

突拍子もない話なのだが、水希がさらに爆弾投下。 

水「だったらみんな、こんなのどうかな?柊くんの持ち物を何か一つ譲ってもらって、それを枕の下に敷いて寝るの」 

 「そうすればもしかして、夢が繋がるかもしれないねー、なんて」 

冗談めかしているものの、狙って言ってる感がどうにも......。 

 

そうしてみんなが四四八の身ぐるみを剥いだその日の夜。 

四四八と水希は第一話同様、夢の中ですんなり遭遇。あらためてこの事実にびっくりしつつ、待ち合わせ場所の鶴岡八幡宮境内に行くと...... 

 

歩「ああ、なんたる甘美だ。胸を打つ。満天下に謳いあげよう、私は今——生きているっ!」 

 

栄「生きる場所の何を飲み、何を喰らおうと足りぬ。だがそれでいい」 

 「オレたちは永遠になれない刹那だ。どれだけ憧れて求めても、幻想にはなれないんだよ」 

 

晶「だからこそ、至高の芸と誇るなら魂を懸けろ」 

 「益荒男ならば愛してやる。我らの覇道(キズナ)を見せてやろう!」 

 

鈴「真に愛するなら壊せェッ!」 

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ジークハイル!ヴィクトーリアッ!!!!(`・ω・´)ゞ 

......「Einsatz」まで用意してる周到さ(笑)。正田作品に触れてる人ほど腹筋に悪い。 

 

 

みんなで夢の世界を堪能すべく、四四八・水希の両名からこの世界でできることの端的な説明を。 

・夢の世界で眠ると、現実で目が覚める 

・現実で知らないものは、夢の世界でも再現できない

・行使できる能力は都合10種 

  アタック(パワー&スピード) 

  ディフェンス(防御&回復) 

  マジック(一点集中&拡散波動) 

  クリエイト(物質創造&環境変化) 

  キャンセル(無効化&隠形) 

さらにここで各キャラのステータスも公開。

 

水希

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......とりあえずコメントは差し控えます。

 

栄光

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イイネ。こういう尖ったタイプってどのゲームでもまぁ強いのよ。

 

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意外や意外、勝気な性格に似合わず防御重視のパラメータ。

タンク兼ヒーラーといったところか。こんな美少女にメイン盾張らせるのもどうかと思うが......。

 

歩美

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栄光並みのキャンセルもさることながら、マジックがカンストしてるのもやばい。遠距離からDPS出せるとかチート。

 

鈴子

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回避盾って感じかな。体力がもうちょい多ければなぁ(ゲーム脳)。

 

最後は主人公四四八

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つ、つまんねえ。最初だけ使って段々2軍落ちするパターンだ。これじゃガガゼト山は越えれねえな。

 

 

各人にレクチャーを施し、文字通り夢のひと時は終了。

光に包まれながら現実に還っていく友らを見て、四四八は「朝に帰る」という後の大きな指標になる言葉を。

 

 

翌日の学校。 

興奮冷めやらないまま、今後も夢へ入ることは決まるものの、じゃあ何するのって話に。

そこで外でコソコソ話をしている恵理子&剛蔵に目をつける。

 

剛蔵と恵理子の出会い。学生時代の鶴岡八幡宮が始まり。 

階段で眼鏡を落とし困っていた恵理子、たまたまその場にいた剛蔵がいっしょに探すことに。 

ここまで普通にいい話なのだが、そのオチは聖十郎が眼鏡を踏み砕くという最悪のもの。 

さらに聖十郎は「ゴミ踏んだわ」と平常運転。親のファーストコンタクトがこんなんとか四四八でなくても嫌だわ。

 

そんな人としておかしい聖十郎。やばいのは性格だけに留まらず 

鈴「宗教学、社会心理学、考古学、民俗学......つまり文化人類学全般の分野で名を馳せた天才よ。中でも語学は異常な域で、私たちと変わらない歳の頃には二十ヶ国以上の言葉が話せたらしいわ。」

 「けど、相当な偏屈だったって噂も聞くわ。そのあたり、恵理子さんたちの話からしても本当みたいね。基本人嫌いで、フィールドワークに出たっきり行方不明」 

四四八をはるか上回る知能と、終わってる人間性を両立しているのが柊聖十郎。

大人たちの中では未だに彼の影が拭えない。 

......というわけで晶からステキな提案、「恵理子を夢の中へ誘い、聖十郎と会わせる」。 

もちろん恵理子のイメージの聖十郎なので本物ではないのだが、それでも何かのキッカケになれば......という子どもの純粋な願い。四四八含めもちろん全員その場で賛成。 

肝心の恵理子も不要領ながらも承諾。

 

 

そして夢の中。恵理子も問題なく合流成功。 

八幡宮を歩きながら、楽しそうに昔日を回顧。 

剛蔵と喧嘩できるほどの腕っぷしと上背、明晰な頭脳......四四八たちの中でもだんだん聖十郎のイメージが確率していく。 

その文武両道と完璧主義な点は、まるで四四八みたいだとみんなが囃し立てるが、恵理子はポツリと聖十郎の最大の特徴を口にする——。 

恵「ただそこにいるだけで、すべてを不安にさせる人」 

 「とても怖い、近づいたら誰でもまともじゃいられなくなるような人なのよ」 

その言葉と同時に日が沈む。不穏なBGMと月明かりに、嫌でも緊張感が((((;゚Д゚)))) 

 

——そして、まるで幽鬼のように現れた柊聖十郎。恵理子のイメージではなく、なんと本物。 

いるだけで不安にさせるとは、まさにその通りで、病的な肌の白さと軽薄な笑みは生理的に恐ろしい。 

 

恵理子はたまらず駆け寄る。念願だった再会に、艶のある声を漏らす 

......が 

聖「恵理子......」 

 「使えん女だ、おまえは」

 

次の瞬間には八つ裂き。 

絶叫し駆け寄る四四八。普段気丈な彼でも、目の前で愛する母がこんな目に遭えば......。 

狂乱する息子に、声をかける聖十郎。父子の初めての会話は—— 

聖「おまえが四四八か。なるほど、甚だ出来が悪い」 

 「恵理子も屑を産んだものだな」 

 

愛する母を冒涜する言葉の数々。四四八の沸点なんてとっくに振り切っており、 

四「許さんぞ貴様、殺してやる」 

礼節を尊ぶ四四八が、排斥の言葉をはっきり宣言。自らの父親であることを全力で否定。全霊をもって突撃する。 

 

 

一方凄惨な光景を前にして、パニックに陥る仲間たち。 

そんな中異常なまでに落ち着いているのは、水希。 

動揺するみんなを一喝し、全員を率いて四四八の下へ。 

すると周りの景色もだんだん現代からかけ離れていき——。 

 

 

四四八vs聖十郎。 

話にならないほど力が隔絶しており、キャンセルによる分析の結果赤字で「勝ち目なし」。 

死に物狂いでくらいつく四四八へ、聖十郎はさらに煽る。 

聖「なあおい、小僧。貴様本当に俺の子か?」 

 「恵理子は剛蔵の胤でも受けていたのではあるまいな。まるであの、つまらん能無しを思わせる惰弱さだよ」 

 

......これが人の親のセリフか。人格が終わってるにも程がある。ヴィランとしてはこれ以上ないハマり方だろう。

 

息子に見切りをつけた聖十郎。お返しの一撃を放つが、たったそれだけで四四八は瀕死に陥る。正田作品全般にいえることだが、敵との戦力差に容赦がなさすぎ((((;゚Д゚)))) 

 

敗色濃厚なところに追い打ちをかけるように演出家も参戦! 

神「さんたまりあ うらうらのーべす

 「さんただーじんみちびし うらうらのーべす 

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この笑顔よ(笑) 

へらへらした態度で場へ介入。今後の計画を踏まえ、伸びしろのある四四八を見逃そうと聖十郎に提案。 

と、そんな余裕ぶっこいた話し合いをしていると、殺意と怒りを露わにした水希が神野へ飛び掛かる。 

気勢を上げるその姿は実に凛々しく美しい。G氏の期待を裏切らない仕事ぶりと中の人の熱演が噛み合いすぎてて滾ります\(゜ロ\)(/ロ゜)/ 

しかし......実力差はこちらもひどい。 

けっきょく有効打を与えられないまま、水希も沈黙させられる。 

 

展開は絶望。なにもかも地獄絵図になっていくなか......声を上げるのは晶・歩美・栄光・鈴子。 

こんな状況に陥っているのに彼女たちの胸に湧き上がるのは、なぜか感謝の念。水希と出会えたことは、決して最悪なものではないと確信し、彼女たちは心の底から叫ぶ。 

まぎれもない味方側覚醒のターンであり、ブログ主のテンションもマッハで上昇\(^o^)/ 

......なのだがそうは問屋をおろさないのが正田の嫌なところ。 

ただでさえ混乱している戦場をさらに加速させる事態が!! 

 

聖「低俗な見世物だったが、貴様の手並みは見せてもらったぞ。入ったな?」 

神「ああ、セージ。これで再スタートは決定したよ。さあ今度はいったい誰が最後まで残るかな」 

 

 

爆撃と、謎の兵隊たちの進軍する姿が目の前に。 

ということで第三・第四勢力のご登場。 

まずは「ロリっ娘サンタクロース」という発注を受けG氏が絶望した、キーラ・ゲオルギエヴナ・グルジュワ。

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たくさんのロシア兵と、双頭の獅子を率いて参陣。 

見下した笑顔がこれ以上なく様になってて、踏まれたいファンになります(*^-^*)。 

 

相対しているのは、広島弁のクセがすごい壇狩摩。

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難しいとされる「環境変化」を何の気なしにやってのける実力者。智謀と胡散臭さが入り混じったようなキャラ。

引き連れているのは鬼面衆。たったの3人だけだが、いづれも聖十郎と神野にダメージを与えているのだから只者じゃない。 

 

そんなわけで神野・セージvsキーラ(鋼牙)vs狩摩(神祇省)。 

全員一定以上のレベルに達しているため、戦況は拮抗。主人公たちがおいてけぼりをくらう、バトルものにはあってはならない事態に。 

そんな中、晶たちに親しげに話しかけてくるのは檀狩摩。「ヒヨッコ」と、まるで旧知の仲のように呼んでくる。 

そんな彼の性格は 

狩「俺は反射神経の人間よ。先の読み合いなんぞは苦手じゃし興味もない。萎えようが、そういうんは。漢の生き様としちゃあ、ふゥが悪いわ」 

 「じゃけえ大して考えん。臨機応変、その時々よ。おまえらみとォな凡人にゃあ俺はアホに見えるんじゃろうが、それでも負けたことがないんでの」 

 「笑うんは俺じゃ。これはすでに決まっちょる。たとえ仏や天魔じゃろうと、檀狩摩の裏は絶対取れん」 

 

万象己の伏線、と信じて疑わない。生粋のバカなのだが、こういう手合いはマジで強い(確信)。 

この場の戦局すら意に介していないため、声音とは裏腹に晶・鈴子は狩摩を警戒。 

その様子に、狩摩が一言。 

狩「しかし、なんじゃの。おまえらなんかおかしゅうないか?」 

いったい何がおかしいというのか......まぁこれ後々判明するのだが、実は笑いごとじゃすまされないことが起きていた。狩摩ほんまこいつ......(;´Д`)。 

 

そんな中、各勢力たちのバトルが佳境を迎える。 

神野・聖十郎・キーラがそれぞれ切り札を見せようとしたところで、狩摩が動く。 

なんと鬼面衆らの狙いを、神野らから千信館メンバーへ変更! 

仲間のピンチに、ようやく主人公覚醒の兆しが——。 

“真の強さ”とは何なのか、復讐よりも友守ることを命題とし、四四八復活! 

アタックとディフェンス、異なる夢の両立を成功。さらにクリエイトにより、護り砕く象徴としてトンファーを創造。初めて握るはずなのに、不思議と馴染むその得物でもってして、鬼面衆を3人いっぺんに相手どる。 

四四八が身体を張ってるその隙に、晶らは水希を救出。 

さらに偶発的に夢へ入ってきた鳴滝の助けもあって、四四八らは一人も欠けることなく撤退へ。 

 

夢から現実へ還る、その間隙で——

聖「恵理子を屑といったのは撤回しよう」

 「どうしてなかなか、役に立つ道具ではあったようだな」

神「なあ君、これでも彼は、胸焦がしながら期待してるんだから誤解するなよ」

 「愛しい息子よ、俺を救え——救ってくれって。ひひひ、あははは、はーはっはっはっはっは!」

 

悪魔の笑い声を聞きながら、目を覚ます四四八。

傍らには息を引き取った母の姿。

やりきれない思いと共に、心の隅で冷静に状況を受けいれている四四八の心境がひたすらに辛ぇ......(´Д`)。

 

 

 

第三話・朝に誓う→『相州戦神館學園 八命陣』第三話 感想壱 - ゆらりゆらりとゆらゆらと

 

 

 

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