ゆらりゆらりとゆらゆらと

あたまの悪い男が、起こったことを忘れないためのボケ防止日記

「神咒神威神楽 曙之光」卯月・不和之関 感想・下

 

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“薄汚い波旬の細胞めら”

“貴様らに、この黄昏は渡さない”

 

 

お遊びはここまでだ。

いよいよもって現れる穢土の化外たち。

その圧倒的な強さと、負けられないという悲憤に、もうこっちの胸が苦しゅうて苦しゅうて(´;Д;`)

 

 

 

BGMが「神威曼陀羅」に切り替わったところで、これまでの和やかな雰囲気は終了のお知らせ。

楽しい宴会の光景は、総てを奪われた黄昏陣営からすれば到底許せないものなのは、プレイする側だって分かってるよ......。

あの屋上の打ち上げを思えばなおのこと......。

 

紡がれる“超越の物語”の詠唱。

その圧は、覇吐らが格の違いを思い知らされるほど。

 

そして穢土側が、さっそく攻勢に!

月から降ってくる夜刀の白血球ともいえる存在“蜘蛛”シュピーネさんではない。

その数、数千以上。

竜胆が対策を講じようとしたところで、いよいよ彼らが動きだす......。

 

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夜「生きることも、死ぬことも、何も懸けず道も知らず、ただ酔いに酔い狂った亡者共。我ら無間地獄の憤怒を知れ」

 

常「何故来たの?何故来るの?そんなにまでして私達を消したいの?」

 

紅「何人か、見た覚えがある......。ああ誰だったかしら、もう分からない」

 

奴「知らない知らない、だけど許せない。汚らわしい」

 

宿「ここはてめえら屑が足を踏み入れていい場所じゃねえんだよ」

 

悪「消えろ。いや死ね」

 

母「今から絶望を教えてやる」

 

大「かつて俺達が味わったような」

 

常「もう消えてしまった、父なる黄金の意志に従い、イザーク・テレジアがここに命じる」

 「レオンハルトヴァルキュリア、並びにトバルカイン。二柱蘇りて命を果たせ」

 「波旬の細胞共に鉄槌を」

 

天魔たちが発する言葉は分からずとも、何かやべえというのは伝わってくる益荒男たち。

というか夜行でもどうにもできそうにないとか......あ、これ詰んでますね(^_^)。

 

 

守りにまわっては死ぬ、打って出るぞと竜胆の判断。

ゆえ、竜胆は龍明と共に兵を指揮して群がる蜘蛛の相手を。咲耶・龍水も本陣へ戻り、みんなの支援に。

残りの紫織・宗次郎・刑士郎・夜行・覇吐の荒事専門職たちは、いざ天魔狩りへ!

死ぬなよ、また逢おうと、特大の死亡フラグも抜かりなく。

 

 

一方、視点はついに夜都賀波岐サイドに!

和風アレンジされた「Mephistopheles」の登場に、思わず声を上げてしまうよ。

常世の采配どおり、降り立ったのは悪路と母禮。

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やだ......異形なのに超かっこいい///

兄さんその腹筋で世の女性を滅尽滅相するんですね、わかります。

このビジュアル、肌の色といいカイン時代を思わせるな。

隣に佇む母禮の姿は、シンプルにあの2人をミキシングしたものですね。鋭い目つきがたまらんです、ハイ。

 

蜘蛛たちの侵攻が遅いの訝しむ2人だが、母禮が「まぁまだ息吹きかけたぐらいの話だしwww指で弾きとばしてやりましょうやwww」と嘯くのに対し、

「指?やるならグーパンでドンッだろ(`・ω・´)」と殺る気マンマンな悪路兄さん。

前作とは打って変わって、仲間を守るために積極的に前にでる兄さんは新鮮だが、それゆえ恐ろしい......!

そして宣言通りのグーパンを披露するのだが......

“種々の罪事は天津罪、国津罪、許許太久の罪出でむ、此く出でよ”

“此久佐須良比失比氏——罪登云布罪波在良自”

......おじいちゃんの創造じゃねえか!!

もっとも、その規模と殲滅力は桁違い。兄さんめちゃくちゃ強化はいってる...!

1万人いた兵団の半数を撃破。

が、なにやら異常な5人組が迫ってくるのを感じる2人。

悪「前とは違うか。進化したのか」

母「奴の気が濃い。純度があがっている」

 「いや、それとも......」

夜「(^_^)」

 

夜行さん満面の笑みで、まさかの開幕隕石ぶっぱ。

神父を一撃でのした技......しかし色んな意味で「あいつといっしょにするな」という感じで、悪路・母禮の2人は隕石をササッと破壊。

初っ端から派手に怪獣対決。

夜行はそのまま母禮と対峙。

 

残る一般人枠の4人は、悪路と交戦。

当然隕石レベルの技は持ってないため、肉弾戦に。

覇吐と刑士郎の陽動から、紫織のファーストアタック!

が、当然ながらあえなく撃沈。それどころか一睨みされただけで、紫織氏2回も殺害される!

戦いになってねえ!!

 

続いてはタイマンに強い宗次郎が踊り出る。

悪路の睨みを、殺気の発露&視線誘導で避ける宗次郎。正田作品の中でこれだけ殺人術に特化してる味方キャラも珍しい。

しかしそれでも、悪路からすれば

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棒立ちしてるだけで、宗次郎の攻撃を無効化。

悪「木偶の剣だな。芯が無い」

かつてまさに「木偶」と呼ばれていたトバルカインが言うと、一味違う。

 

打つ手がなくなった益荒男勢。

絶対絶命の状況だが、本陣では奮戦する竜胆。士気は下がらず、かつ龍水が導波を飛ばし、覇吐たちの無線代わりになる。戦闘に一縷の希望が\( °ω° )/。

龍水のおかげで、声を出さずとも連携が可能に。

作戦は、全員で一斉に覇吐に歪みをぶつける→“黄泉返し”で悪路に反射。

 

その頃空中では、ドラゴンボールみたいな戦闘をしている夜行と母禮。

いつも通り軽口をたたく夜行。マジメな螢ちゃんはこういう手合いが嫌いだからなぁ。

そんな変態陰陽師は、母禮の本気が見たいと煽りだしていく。

ここで、夜行の戦力差による戦略評が胸中で明かされるのだが、それがちょっと面白い。

自分の実力を“十”と捉え、相手が

百 →余裕で倒せますわwww

五百→封印くらいなら楽勝☆

千 →まぁ相打ちにはもっていけるし

二、三千→に、逃げようと思えば逃げれるから......

そして、実際肌で感じた母禮の実力は——。

夜「一万、二万、それ以上か」

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勝ち目はない、にも関わらず夜行の笑みは崩れない。

なぜならこの展開こそ、夜行が穢土に来た理由。

不敵な夜行に、母禮ちゃんの不機嫌が募る募る。

それでも夜行の軽口は、止まるどころかギアがはいる!

夜「存外に俗だな母禮殿。自分だけは他者より複雑だとでも思っているのか。可愛らしいぞ」

 「まるでただの娘のように、本当の自分は誰にも見えぬと、思っているのだろうなあ。あはははははははははーーーー!」

なんだこいつ、超うぜえ。

プロット通り、しっかり水銀のキャラクター受け継いでやがる。まったくもって嬉しくねえが(笑)。

 

ここまで母禮の雷撃を凌いできた夜行だが、イライラしてきた母禮の攻撃がついに防御を上回ってくる。

追い詰められながらも楽しそうな夜行は「最後に剣を抜いてくれ」と、母禮に本気を出すよう注文。

そのための上空戦。そのためにあつらえたステージ。

そしてトドメの発言。

夜「しょせん役者風情でしかない分際で、舞台を慮るなど滑稽だぞ」

 「まさか役者が良ければ芝居は至高......などと戯言に縋っているわけでもあるまいよ」

うっはぁぁ、これは刺さるなぁ。黒円卓に属していた奴ならばなおさらに。

どこまで意図して言ったかは定かじゃないが、案の定これが母禮ちゃんの逆鱗に触れる。

手に二振りの剣。基は“戦雷の聖剣”と“緋々色金”であろうことは明らか!いいぞいいぞ。

怒髪天を衝いた母禮ちゃん。その矛先は夜行を超えて、かつて引導を渡されたあの邪神へ。

さんざん煽ったのにガン無視される形となった夜行、いつも優雅な彼が作中で初めてイラつきをみせる。

 

地上戦の方も佳境。

作戦通り、皆が一斉に覇吐へ渾身の攻撃。

冷静に考えて、こいつらの攻撃受けてよく生きてられるな覇吐。深奥の渇望を鑑みれば当然か......。

なんとか受け切り、いざ悪路へ返杯!

現時点で彼らが為せる、最大火力の一撃。

無事にクリーンヒット!希望の明日へレディ・ゴ......

 

——太・極——

——太・極——

 

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“随神相——神咒神威・無間焦熱”

 爾天神之命以布斗麻邇爾ト相而詔之

 Donner Totentanz——Walküre

 

“随神相——神咒神威・無間叫喚”

 許許太久禍穢速佐須良比給千座置座

 

流れ出す「Einsatz」あらため、「刹那・無間大紅蓮地獄」。

解放される、夜行のモノとは訳が違う真の太極。

悪路も母禮も夜刀の軍勢変生により格上げされた、求道神。

未だ人の身である益荒男たちでは、害することなど不可能。

あぁもう最高だ。

ぶっちゃけ覇吐らの心配なんぞより、この兄妹(恋人)の魅せ場がきたことの嬉しさの方が何百倍も上。

 

渇望が乗った太極を直で見れて、夜行は概ね満足。

夜「素晴らしい」

 「御身の勝ちだ。好きにされよ」

   「ただ——

  「少しばかり気に入らんな。いったい誰と戦っているつもりなのだ」

母「落ちろ、波旬—— 

 

母禮を“蝉”と断じて、以降つけ狙う宣言をし、夜行敗北。

 

 

悪「総て腐れ。塵となれ」

 「この屑でしかない我が身のように」

地上では悪路の本気が炸裂。

兄さん相変わらず自分を卑下してるのね...。

 

兄さんの腐食の波により、紫織は要である両腕が吹き飛ぶ。

宗次郎・刑士郎は高濃度の陰気を叩きつけられ強制終了。

残った覇吐。意地でも総て受け切ってやろうと立ち上がるも——。

 

 

 

覇吐ら前線は壊滅。

そのショックは本陣にも大きく影響。

龍水は導波越しに太極を受け、気絶。

頼みの龍明も行方が知れず、ついに竜胆の心が折れかけるも......立ち直らせたのは、咲耶

兄貴が死んだかもしれないというのに「気合いいれろや( ・д・)⊂彡☆))д´)」と言える強さ。正直最初に折れるのは咲耶だと思っていたので、これは嬉しい予想外。

 

咲耶は竜胆に進言。“禍憑き”の使用許可を求める。

西側最強の陰気を持つ咲耶の歪みは、言葉通り何が起こるかわからない運ゲー技。

が、竜胆は即答で許可。

立ち直らせてくれた礼と共に、そっと咲耶を(あと龍水)抱きとめ、

竜「いいか咲耶、何があってもおまえは悔やむな。これは私の判断だ」

 「何処の誰にも、絶対文句は言わせん。大丈夫だよ、きっとみな上手くいくから」

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竜胆と咲耶の間に確かな絆が芽生え、いざ禍憑き解放!

 

 

発動した禍憑き、すぐにその効果が表れる。

なんと夜行の無事を確かめに行った爾子と丁禮に飛び火!

夜行から施された咒が破られ、本来の姿が開放される——。

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顕現した最速の獣。

悪路の太極の波を、咆哮一発で掻き消す。やっぱすげえわコイツ。

悪「おのれがァ!裏切るかシュライバーッ!」

母「狗め!死んで、皆に詫びろォォッ!」

戦闘は怪獣大決戦の様相に。

大地はひび割れ、空は荒れ狂い、もはや天変地異。

そんな大災害の中でも傷一つ負わない自身の異常性・禍憑きの危険性を目の当たりにし、ここまで気丈に振る舞っていた咲耶も茫然自失。

さらに怪獣決戦の方は、悪路&母禮に軍配。

いくらあのシュライバーといえど、絶対回避性能が失われている上に、夜刀の超越補正が入っている兄妹が相手じゃあ分が悪いなんてもんじゃない。

修羅曼陀羅が健在なら、また話は変わってきたとも思うが......。

 

そして返し風は吹く。

それは咲耶が今もっとも輝かしいと思っている存在、竜胆に。

迫る悪路と母禮。

母「滅尽滅相、一人残らず」

悪「誰も生かして帰さない」

 

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そんな感じで主人公ら大敗北だった今章。

普通の作品ならここでゲームオーバーなのだが、大いなる意志がまだまだ東征を終わらせない。それが善なるモノとは口が裂けても言えないが......。

 

 

皐月・不和之関→「神咒神威神楽 曙之光」皐月・不和之関 感想 - ゆらりゆらりとゆらゆらと

 

出典元:www.light.gr.jp

 

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