ゆらりゆらりとゆらゆらと

あたまの悪い男が、起こったことを忘れないためのボケ防止日記

「Dies irae ~Amantes amentes~」ChapterⅦ 感想

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“わたし、どうしても会いたい奴がいるの”

“それが叶うまで、死ねない。死にたくない”

 

 

全体の流れとしては、マリィルートと同様。

しかし水銀が波旬因子を潰してまわった因果か、もろもろ水銀の思惑とはかけ離れた行動にでる者たちが。

玲愛ルートという体の、黒円卓ルートが始まる!!

 

 

 

 

黄金の楽団パーティから、蓮が牢屋で起床するまでは丸々一緒。

マリィルートでは玲愛が夜這いに来たが、玲愛ルートではルサルカが登場(玲愛ルートとはいったい......)。

蓮の中ではルサルカはブッチギリで危険人物リスト入りしているので、めちゃくちゃ警戒。

ルサルカの軽口に無視を決め込むも、「会話の中から生きる糸口をつかむ努力をしろよ」となぜだかお説教を喰らう始末。

しかしそれはルサルカの経験からくる謹言。

かつて魔女狩りに遭い、凌辱の限りを尽くされた後に、本物の魔女となったその悲惨な過去。

その時力を授けた謎の人物。

ル「あいつ、何だったんだろうなあ......告解師を名乗ってたけど、顔も声も思い出せない。もしかしたら全部わたしの妄想なんじゃないのかなって、たまに思うよ」

......いったいどこのコズミック変質者なんだ!!??

 

さらに続く展開はすさまじい。

蓮の強さを見せてくれと、なぜだか足◯キが始まってしまう!!!????

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行為に及んでいく内、徐々に思い出したい過去に近づいていくルサルカ。

魔術により、蓮は深い夢の中へーー。

 

 

そして唐突に始まる学園ドタバタラブコメディ

「Dies 🌠 irae」

主人公、藤井蓮は冴えない平凡な高校生!

毎朝幼なじみの美人剣道部員、香純に朝食を作ってもらう生活。

学校では親友の司狼、その彼女のエリー、毒舌電波の玲愛先輩、そして最近転向してきた真面目系黒髪ロングの螢ちゃんたちとハチャメチャな毎日!

そしてそんな彼にはなんと………とっってもお似合いなガールフレンド・ルサルカちゃんが!!

性格は皆から愛されるちょっと天然系でラブリーな女の子!!

 

 

 

………

ムリすんなBBA。

 

とそんな感じで、ルサルカの悪意MAXな夢の中にいる蓮。

風景や会話がマジで普通な学園もので、正田が真面目にラブコメ描いてるのかと思うと、お腹が痛い(笑)。

 

なんやかんやで盛りがピークに達した2人は屋上へ。

人間だった時代に思いを馳せたか、どこか物憂げな雰囲気をだすルサルカ。

 

そんな彼女を抱きしめる蓮。

“置いてけぼりにして悪かったと、湧き上がる奇妙な懐古心と共に”

過去でもなく未来でもない、「今」という刹那こそ愛おしいと、自身の想いを口にする。

ついに蓮の真実の一端に触れたルサルカ。

双首領に負けないためにその強さが欲しいと、蓮の核心部分に迫る。

 

 

が、そんな蓮のピンチに現れたのは玲愛。

夢の世界から目覚めさせる。

マリィルート同様に蓮に抱かれに来たのだが、既に疲弊している蓮を見て断念。

何をやっても無駄と悟ったか、そのままお通夜モードに。

玲「あの人たちには勝てないんだよ、キミと同じで」

全てを諦めた、その表情。

しかし主人公は、そんな彼女に、

蓮「俺は負けないですよ」

 「だから先輩も勝てよ」

 「一緒に勝とう。俺は諦めてなんかいない」

マリィルートと打って変わって、今度は蓮から玲愛へ激励の言葉が。

状況や事態は最悪そのものだが、蓮はそれでも勝負を捨てていない。さすがだ。

そして好きな男からの激励に、先輩もスイッチが入る。

“ええ、ええ、そうだよね藤井君。私が諦めないで頑張って、勝てたらキミも笑ってくれる?”

“私がキミを幸せにできる?”

玲「私がキミを守ってあげる。大丈夫だよ、安心して」

これまでのルートでは“囚われのヒロイン”としての側面が強かった彼女が、こんなにも前向きに戦う決意を示してくれる。とても熱い。

 

牢を出て、影でコソコソしているルサルカに一言「臭い」

怒った先輩もいい。

ルサルカもまた、悪あがきをしようとする玲愛の心意気を好ましく思っているご様子。

玲愛の魂胆にノッてやると、魔女もこれまでのルートとは違った行動に。

楽しくなってまいりました。

 

 

一方ラインハルトとの地獄の面談を終えた蓮。

マリィルートでは女神を取り返した後そそくさと帰ったが、こちらではさらに玲愛をも取り返そうと目論む。

黄金との面接を乗り越えたためか、敵の本拠地で暴れようとするなんて豪胆になったな蓮......。

この主人公の無謀な行動を、ヨシとさせないのがトリファ。

玲愛を渡すと告げ、蓮にさっさと帰ってもらうことに。

中間管理職は大変だ。

 

そんなトリファ氏、現世組にスワスチカを開くよう指示をだした後リザと会話。

玲愛を憂慮するリザとは反対に、神父のその声音は娘の成長を喜ぶ父親のよう。

駆けだす玲愛を見送ったところで、この章は終了。

 

 

蓮の一言でここまで行動的になるのか先輩。

愛の力ってすげえや。

そしてこの行動が黒円卓を乱しに乱すことに。

 

 

ChapterⅧ Memento mori「Dies irae ~Amantes amentes~」ChapterⅧ 感想 - ゆらりゆらりとゆらゆらと

 

 

出典元:www.light.gr.jp