ゆらりゆらりとゆらゆらと

あたまの悪い男が、起こったことを忘れないためのボケ防止日記

「Dies irae ~Amantes amentes~」ChapterⅧ 感想

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“誰にだって、優先順位がある”

 

香純ルートの方に追記するつもりでしたが、予想外に違う点が多かったので別途記事をつくることに。

少しずつ明らかになっていく過去の黒円卓第五位、ベアトリス。

本編だけでみればベアトリスってこの段階じゃ名前だけしか明らかになってないから、マジで謎の人だな。

そしてこちらのルートでも相変わらず真っ黒な神父。

悪だくみしてるときが一番たのしそうなのが困る。

 

 

クラブで意識を取り戻す螢。

前章での蓮とのアレヤコレヤを思い出し、取り乱して可愛い。

螢の素の部分はけっこうポンコツなんだと再認識。

でもクールビューティよりこっちの方がよっぽどいいぜ。

 

服を探して右往左往してるところにエリー登場。

エリーが来なかったら螢は裸で帰ってたのか...胸アツ

自分が恐ろしくないのかと問う螢だが、おまえの醜態みて怖いと思うヤツはそうそういないぞ。

ましてや相手は女版司狼。螢を容赦なくイジる。

挙句の果てには、敵意に敏感な蓮&司狼が寝ているため余裕余裕と言われ、もはや敵扱いすらされなくなる。あらためてエリーの方が黒円卓向きだなおい。

 

エリーと螢が部屋を出ると、(実はとっくに起きてた)蓮もようやく起き上がる。

同じタイミングで司狼から電話。

何をしているんだと聞けば、

司「盗聴だ」

 

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司狼、グッジョブ!!

シャワーを浴びてる螢に、なぜかその場に居て絡んでるマリィ。

今度はマリィにタジタジな螢。つくづく弱いな(笑)。

 

前ルート同様、エリーに拉致られてくる香純。エリー働きすぎぃィ!

ドタバタコメディを繰り広げていると、TVから遊園地一帯が消し炭のニュースが。

そのありえなさに驚愕する一同。

マ「カリオストロが笑ってる。怖い人が来たって、もう止まらないって笑ってる」

 

とりあえずメルクリウス超うぜーーーーーーーー!!!!

 

改めて螢と一対一で質疑応答。

遊園地を爆散させたのはエレオノーレと推察。

そして同時に語られる螢の前任者、ベアトリス・キルヒアイゼン。

なんと香純と同じ属性だと言われ、黒円卓にそんなアホなヤツがいたのかと唖然とする蓮。

どうせなら何らかの形で、香純とベアトリスのやりとり見たかったぜ。

本編以外ですら絡みないんだよなこの2人。

香純はベアトリスめちゃくちゃ尊敬しそうなんだよなぁ。ベアトリス的にも可愛い年下だろうし。で、最終的に「わんわんお!」「わんわんお!」ってなるのか。...イイネ!!

 

螢「若いのよ、いつまでも歳をとらないというか、そんな感じで......男の人ならたまにいるみたいだけど、子供のまま大きくなったような。そんな人」

蓮「おまえは、そいつのことが好きだったわけだ」

螢「まさか、嫌いよあんな人。いつも私のことを子供扱いして」

などと、ムダにツンを披露する螢。だがその口調はいままでのどの会話より優しい。

 

 

教会では、ゾーネンキントとして覚醒しつつある玲愛。

クラブと遊園地、2つのスワスチカが同日に開放されたため、とても苦しそう。

玲愛は生まれた瞬間から生贄要因なのが本当に辛い。

そりゃあんなヒネた性格にもなるよな...。

 

ベイは鼻息荒くトリファに詰問。

エレオノーレの降臨をなぜ伏せているのか?リザの死因は?何を企んでいる?

ト「ベイ、あなたはこれで、なかなか聡い男です。鼻が利くというか、ともかく一種の勘が鋭い。ゆえに下手な隠し立ては無駄と考え、洗いざらい喋りますが」

そうしてあらためてエレオノーレの現世帰還を伝える、彼女がリザを殺したのは裏切る可能性があったから。

しかしその説明に納得いかないベイ。

これまでで死んだ団員はリザとシュピーネ。2人とも何かの口封じのために殺されたのでは?と冴えに冴えわたるベイ中尉。

おそらく彼が人生でもっとも頭を使った日であろう。

ベイから疑惑の念を向けられるも、なお余裕の風をみせるトリファ。

シュピーネに探らせていたものは何か、ベイのその質問に対し、トリファもまた問いを投げる。

“仮に60年前、黄金錬成に際し、イザークが死んでいたら?"

しばしの沈黙の後、すべてに得心がいくヴィルヘルム。

...ほんとにこいつヴィルヘルムか?だれか化けてるんじゃないかってくらい頭の回転はやいんだが...。

 

トリファはベイに次のスワスチカを開くよう指示。

場所は螢の持ち場である学校。

ヴ「なぁ、どうすりゃいいかなクリストフ。もしもあいつが、俺に喧嘩売ってきやがった場合はよ」

ト「私は言いました。それが戦争であろうと虐殺であろうと」

ヴ「誰が死のうと誰が殺り合おうと?」

ト「要はスワスチカが開けばよい」

螢を始末するにあたって、わざわざ神父から言質をとるヴィルヘルム。

この辺も彼が形式とか筋とかにこだわっているのがわかる場面。

 

ト「まあ、あくまで敵対したらという仮定の話であることを忘れずに」

ヴ「するさ。いいやさせてやる。ヴァルキュリアはいい女だったが、あいつはクソだ。認めねえ」

ベイはいつからこんなにベアトリスにご執心だったのか。

好きになったのってベアトリス、クラウディア、あと鈴か?

タイプばらばらすぎてよく分かんねえな...。やっぱバカなんじゃないか?

ベイは香純の拉致も任せろと、戦場となる学校へ向かう。

独り残り、悪い顔をするトリファ。

トリファに近い者から死んでいく、では次は?

ベイは自分で言ってたのに気づかず。よかったやっぱりバカだ(安堵)。

 

そして香純ルート同様、学園に誘導される月学生徒たち。

よく考えたら香純はこっちでも囚われのヒロインになるのか。

っていうか蓮と香純の邂逅この章で終わりか?!

なんかけっこう切ねえな...。香純ルート直後だからなおさらに。

 

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