ゆらりゆらりとゆらゆらと

あたまの悪い男が、起こったことを忘れないためのボケ防止日記

「Dies irae ~Amantes amentes~」ChapterⅨ 感想

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“わたしは、ようやく星に成れる”

 

ルサルカが一瞬の輝きとともに散る章。

あらためて考えるとルサルカがまともにバトったのってココとvsマキナくらいか?

意外と少ないな。

まあルサルカはバトル以外が目立つからね!

それより司狼が常人っていいかげんムリあるだろ...。

 

 

朝までカラオケオールしてきた負け組ヒロイン香純&螢。

英語ペラペラな螢を崇めるバカスミ。

多国語を使いこなせるのは世界中で現世組から教えを受け、黒円卓の子供となったゆえ。

この何気ない“友人とカラオケ”“いっしょに登校”もきっと螢にとっては貴重な経験だったはず。

しかしそれもここまで。

 

校舎に入った瞬間、離れ離れに。

学園はすでにベイの創造の領域。切り札もう見せるとか出し惜しみしねえなオイ。

さらに校庭にはルサルカの支配下にあるカインの姿。

さらにさらにこんな危険な空間に、黄金錬成の要である玲愛先輩が。

ついに螢怒り爆発。

“死にたいのか、この馬鹿お嬢。そしてあなたが死んだら、いったいどうなると思っている”

ル「あるいは、自殺しに来たのかもねえ」

螢「マレウスッ!」

蓮に会いに来たと告げる玲愛。自殺の気もあったのかな?

まあ死を想った瞬間とんでくるやばい奴らがいるから、どの道死ねないけど。

どこまで思い通りにしてんだあの水銀。

 

 

一方螢の色仕掛けから復活した蓮は、司狼とともに学校へ。

学校に私服で来た司狼を指摘(今さら言うことか?)すると、

司「これはオレのユニフォームなんだよ。かっけーだろ」

こいつスゲーバカだ。

覇吐らへの「オレにはまだまだ届かねえよ」発言はやはりダテじゃない。

そんなおふざけして校門をくぐると、ベイによる創造の洗礼。

疲労感、めまい、虚脱感etc。

いきなりデバフを付与してくるクソゲーぶりだが、司狼の対応ははやい。

司「とりあえずだな、あまり息すんな。あとキレるな。心拍数もあげるな」

蓮「無茶苦茶言うな、おまえ」

なんでそんな薔薇騎士対策がはやいんだよおまえ。

怖いわ。敵方よりよっぽど怖いわ。

 

無人の校舎に入ったあと蓮は意識を集中させることで、玲愛たちがいることを特定。

このとき司狼も階下から話し声がしたことを知覚。

いや、だからなんでだよ。そこまでできたらおまえもう十分魔人だよ。

 

自分たちの教室までたどり着き、玲愛とその監視役を命じられた螢と接触

香純の居場所を詰問するも、螢は何も知らず。

そんな中、校庭には大勢の月学生徒とトバルカインの姿が。

カインの無情な一振りにより、蓮の日常の象徴は砕け散る。

“彼らが俺を睨んでいる。なぜもっと早く来なかった?なぜおまえみたいな奴が学校(ここ)にいる?おまえが学生なんかしてるせいで、僕は私は俺達は——

咆哮する蓮。このあたりの盛り上げ方はさすがとしか。

蓮「てめえら、俺とやりたいなら買ってやるッ!つまらねえ雑魚殺して悦に入ってんじゃねえぞ腰抜け野郎ッ!」

ヴ『——いい度胸だ』

 『じゃあ、本番いこうか小僧』

本格的に展開される“死森の薔薇騎士”

広がる杭には無数の生徒たちの亡骸。

ケンカ売りまくりなヴィルヘルムの相手を司狼に託し、蓮は香純の下へ。

その場を離れる刹那、玲愛に

蓮「俺は先輩を信じてる」

 「これが終わったら、俺たちと帰ろう。先輩は、こんなところにいちゃ駄目だ」

と天性の女たらしをかましていく。

だがこのゲームにハーレムエンドはないんだ!!

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螢はカインを止めるため校庭にダイブ。

使い捨ての屍になどさせぬとノーガードで接近。

なんだその主人公ぶりは、なんて思ったがよくよく考えてみるとコイツ主人公属性けっこう持ってるんだよな(武器が刀、戦闘理由が家族のためetc)。

鋭い雷撃を受けつつ、なんとか傍に。

螢「私、強くなったから......少しは前より辛いこと、我慢できるようになったから。だからお願い、今は止まって。誰ならいいというわけじゃないけれど、このままなら、あなたは......」

だからそういう発言はやめろ、ブログ主そういうの弱いんだから!!

心身ともに傷つく螢を、さらに追い詰めるようにサソリの呪いも再発。

そんな姿を嘲笑う魔女。

螢、怒りの形成。

“思い知らせなければならない。自分の大切な宝石は、古びた魔女などに負けてなどいないのだと”

螢はどのルートでも追い詰められてばかりだけど、そんな追い詰められたときが一番輝いてるんだ、かっこいいんだ。やっぱり主人公属性だな!

 

 

屋上ではルサルカが香純をいたぶる。

Acta est Fabula」じゃあ香純のパンチラがあるんだが、

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“弱いやつには強い”を地でいく魔女。小物ムーブとはこういうことを言うのか。

さらにドSスイッチが入ったのか、首切り役だったころの記憶がない香純に、事件の真相を教える。

香純は当然そんな事実に堪えられず気絶。

そのノリで香純をいただきまーすしようとするも、屋上のドアが開く。

 

絶妙のタイミングで登場する主人公。

状況を一目で判断。

“ああ——上等だよ、糞野郎。おまえは一番、やるべきじゃないことをしたらしいな”

“息はしている?どうやら気を失っているだけ?ふざけろよ、情状酌量が通じる余地はとうに消し飛んでいると知れ”

正田節さくれつ。

正田卿は地の文でかなりインパクト残すよな。

文字媒体ならではの強みっすな。

 

両者形成を発動。

ルサルカのバラエティあふれる攻撃に四苦八苦。

そしてここからまさかのルサルカ講師によるエリザベート・バートリーの日記&形成より上の位階の説明会がはじまる。

 

...え、このタイミングで?

まあ“創造”がどういうものかの説明は確かにいるけどさ。

蓮も「それで?それで?」なんて聞き役に徹してるのが気に入らない。

おまえさっきまでの怒りはどこにいった。

というかルサルカも自分の聖遺物の説明なんてすんなよ。

バトルの勢いがここで急に落ちてしまったのは残念。

 

説明で蓮にマウントとるも、“流出”については不明瞭。

ル「流出位階に関しては誰も到達していないから、詳しくは知らないわ。せいぜいが創造の超強力版ってことくらい」

エイヴィヒカイトの創始者が至っているという発想はなかったのか、それともあえてそう誘導されたのか。

すこし気になるところ。

しかし「イカベイ」で流出の核心に迫ったヴィルヘルムはあらためて優秀だな。

考察力がバカに負けている魔女の講義はここまで。

いよいよ本番とばかりに、足引きの渇望をさらけ出す。

 

“ものみな眠るさ夜なかに”

“水底を離るることぞうれしけれ”

“水のおもてを頭もて、波立て遊ぶぞたのしけれ”

“澄める大気をふるわせて、互に高く呼びかわし”

“緑なす濡れ髪うちふるい......”

“乾かし遊ぶぞたのしけれ”

 

“Briah——

 

“拷問城の食人影”

 Csejte Ungarn Nachtzehrer

 

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停滞を強いる影が迫る。

いっしょに堕ちよう、横並びになりましょうという意志。

先に創造の説明があっただけあって、わかりやすい典型的な覇道型。

しかし能力だけみたら“超越の物語”と類似ってすげえな。

能力だけみたらな。

 

影に翻弄される蓮。

その最中、魔女が己が望み、一筋の本音を漏らす。

 

——永遠になりたい——

 

もっと生きて、もっと殺して、もっと犯して、不死となれば、いつかきっと地星ではなくなる。

ル「魔女への鉄槌(マレウス・マレフィカルム)だなんて言わせない。星座を眺めるんじゃなくて、永遠に愛される不変になる。水銀を眺めて喘ぎ続けるようなままじゃ、きっと——

駆け抜けていったあの刹那に追いつけない、魔女の渇望の真実。

しかしそんな歪ではき違えた祈りを、蓮は認めない。

この辺りせっかく加筆修正するなら、もっと突っ込んでロートスまわりに触れてほしかった...。

カップル投票でコメントしていた「涙ながらの殺し愛」を実装するならここだったろうよ!!

そうなったら香純というヒロインは完全に露となって消えるが。誰も困らないでしょ。

 

ルサルカの講義により創造のアウトラインはつかんだ蓮。

同じ“停滞”の 理が疾走を開始しようとするが、

 

「カスミに真実言っちゃった(n*´ω`*n)テヘ」

おーーっと藤井選手、ここで大きく失速!文字通りの停滞!

創造に手を伸ばすも、(すっかり空気な)マリィからの応答ナシで万事休す!

 

 

 

緋々色金< 呼んだ?

 

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ルサルカあえなく終了のお知らせ。

あっさりすぎる...あんまりだコレは...。

死森の薔薇騎士&カインの攻撃&サソリの呪いという魔のトリプルコンボを食らいながらも命中させる螢の投擲スキルは何なの。

マリィルートは、まだ蓮の流出補正があったからわかるが。

全体的にどうにも釈然としないバトルだったぜ...。

 

シーンは司狼vsベイ。

防戦一方だった司狼だが、火や銀といった吸血鬼の弱点が、ヴィルヘルムにも有効であることを見出す。

司「さあ、二回戦の開始だぜ吸血鬼。前半はちょっとポイント取られたが、まあ気にしねえよ。問題なし。なんせこれから、俺様が楽勝で勝つんだからな」

ここまでプレイしているユーザーであれば承知のとおり、この手のハッタリ強がりはヴィルヘルムの大好物。

“平和ボケしたこの国で、こんな餓鬼と出会えるとは......これだから人生ってやつは面白い”

ヴィルヘルム気分上々。

対して司狼は無敵の既知感モードが発動し萎え萎え。

だがルサルカの死によりスワスチカが開いたため、戦闘は終了。

ヴィルヘルムの宿業はもうギャグの域だな。

 

屋上での戦闘を終え、空気と化していた玲愛と合流する蓮。

いっしょに帰ろうと手を差し伸べたところで

 

 

運命の神槍< 呼んだ?

 

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玲愛の産道をつぶす神父の聖槍←最低な言い回し。

ゾーネンキントととして使い物にならなくし、厄介な三騎士を封じ込め、神父様勝利宣言。

ト「勝ったのは私だ」

 

 

結果だけみると神父大勝利だった第9章。

魔人同士の蓮vsルサルカよりもヤンキー対決のほうが見ごたえあったのはなぜなのか。

あー香純よ、敵に捕まり苦しめられるなんてヒロインっぽいことしてるけど、螢に喰われ気味だからなおまえ!!(がんばれよっ)

 

キャラ雑感

ルサルカ

シュピーネ、リザに続き散っていった黒円卓の地星。

その不幸っぷりはラインハルトのお墨付き。

今章でも主人公とバトルなんておいしい役どころなのに、戦闘はイマイチ燃えず。

だがその渇望を吐露した場面はやはり目が離せない何かがある。

ただの薄幸ババアではないのだとあらためて確信。

...なんで香純ルートなのに他の女キャラが目立ってんだ!!

 

 

ChapterⅩ Pallida Mors→「Dies irae ~Amantes amentes~」ChapterⅩ 感想 - ゆらりゆらりとゆらゆらと

 

 

 

 

出典元:www.light.gr.jp