“赤黒く染まる鉄の処女から——匣から出してと、誰も彼もが啼いていた”
前半は蓮サイドにようやく香純が交わり、みんなで仲良くラブコメ。
後半はそんなみんなが帰る日常の象徴・学園が魔人たちに侵されていくストーリー。
蓮の行方がわからず心配する香純からスタートする第8章。
コメディ調ではあるが、”置いてけぼりにしないでほしい”という香純の心理が見えて地味に心にクる。
香「くそぅ、ばかやろ。練炭吸って死ね!」
悪口のセンスが鋭すぎる。
学校サボって蓮探しの旅に出ようとするとドアの前に自称“か弱い女”エリー。
か弱いため、スタンガンで香純を攻撃!
クラブでは螢介抱後、眠っていた蓮が目を覚ます。
香純ルートと螢ルートで若干展開に差があり。
※螢ルートはいずれ追記します。
・香純ルート
蓮が自分を助けたことに納得いかずむしゃくしゃする螢。
しかし蓮の「身体臭うぞ」発言により、螢怒りのシャワールームへ。
漢・遊佐司狼、この機を逃さず盗撮敢行。
司「こういう舐め腐った女にはな、男を怒らせたらどういう目に遭うかっつーのを教えてやらにゃあならんと思うわけよ」
四四八もなんか似たようなこと言って、似たようなことやってた気がする。
アレか?ヤンキーと優等生は思考が似てるっていうやつか。
四四八は司狼みたら「性根を直せ!」って声をあげるだろうし、司狼はそんなマジメ四四八をからかって遊ぶだろうな...。
あれ、なにそれすげー見たい。
っていうか蓮のレギオンと戦神館メンバーって見事にキャラ被りいないな。
さすが正田卿。ってことでコイツらの絡みを一筆おなしゃす!
シャワーのぞきがバレ(意図的)完全に司狼の独壇場となったところで、エリーが香純をひっさげ登場。
ますます場はカオスに。
ここでよかったのは蓮が螢と付き合っているという話題になった際、螢がめちゃくちゃ動揺するところ。
顔赤らめちゃったりして、クールビューティの底が見えて最高にかわいいぜ。
...いかん!ルートヒロインの香純がますます息をしていない!!
ラブコメ全開のさなか、エリーは学校のホームページを改竄し休校の知らせをだす。
生徒たちの被害を抑えられるかなりファインプレーなんだけど、魔女相手にはけっきょく効果を成さなかったな...。
和気あいあいとした空気もここでおしまい。
“さっきまでのやり取りが、仲のいい学生同士のジャレ合いみたいだったとか......そんなものは錯覚”
なんか早く屋上の打ち上げシーンやりたくなってきたな...。
香純が息(以下略
蓮はスワスチカの場所と残りを螢に質問。
そして、玲愛が何者なのか。
しかし螢の演技に騙され、あっさり昏倒。
コイツ気失ってばっかりだな。
一方学校ではルサルカが若い子食いまくりツアーVol.2を敢行。
「Acta est Fabula」ではレッツ乱交パーリィだったが、さすがにコンシューマーでは差し替えられ、アイアンメイデンによる嬲り殺しに。
このババアほんま...。
つまみ食い終了し、カインの制御に苦心したことをベイに告げる。
このとき舌打ちするルサルカがほんとに悔しそうで悔しそうで。
ベイたちはリザの死が蓮たちによるものだと知らされてるっぽい。
トリファの策謀が止まらない。
クラブを後にした螢はその足で学校へ向かう。
その道中、香純とバッタリ。
螢含め学園の生徒たちみな、ルサルカにより学校に引き寄せられていることが明らかに。
「ハーメルンの笛吹」ってタイトルしかきいたことなかったけど、ブラックな内容だったのか。
「ブレーメン音楽隊」的なお話しだと思ってたよ...。
といった感じで“溜め回”だった第8章。
螢のヒロイン力を魅せつけられ、いよいよ香純とはいったい...。
がんばれ香純!ほら、おまえ...その、、アレだ!剣道つよいじゃん!
ChapterⅨ Muss Murderer→「Dies irae ~Amantes amentes~」ChapterⅨ 感想 - ゆらりゆらりとゆらゆらと