「Dies irae ~Amantes amentes~」ChapterⅦ-A 感想
“我らは正しく似た者同士だ。リザ、私もまたあなたと同じく、テレジアの幸せを願っている”
リザたちの襲撃にあい、またしても敗北してしまった主人公。
やはり大戦時から戦ってきた魔人の集団たちは一筋縄ではいかないぜ。
え、蜘蛛?......形成?.......ウッ、アタマが。
捕虜として獲得した螢ちゃん。
エリーが応急処置し、蓮が看病する流れに。
しかしサソリの呪いが発動し、螢は苦しみだす。
螢ルートだとエロい流れになるのだが、今回は残念ながら香純ルートのため、強引に鎮める方向に。
ギロチンが宿る右手を螢の下腹部に当て(あれ?けっきょくコッチもエロくね?死んでいいぞ蓮)サソリvsギロチンの呪い合戦に。
抵抗するサソリだったが、そもそも偉大なる大天使マリィちゃんの女神パワーに、腹黒ビッチロリババアが生んだサソリなんぞが敵うはずもなく、あっというまに沈静。
あと20万ヒロイン力持って来い。
しかしわざわざこんな立ち絵を用意したのは、絶対正田卿の趣味がはいってると思うんだ。
リザとカインはクラブの戦闘後、橋へ。
雨に打たれ、成すべきことを果たしたのに胸に残ったのは恐怖、後悔、そして焦燥。
“私の願いは叶うのか?叶えば無くしたものを取り戻せるのか?取り戻せたとき、新たに失うものを見ているのか”
無くしたもの→レーベンスボルンの子どもたち
新たに失うもの→玲愛
リザが天秤にかけ、選んだのは前者。
ただこの胸中から察するに、そもそも天秤にかけてすらいなかったのかもしれない。
双頭鷲の時同様、見て見ぬフリをするのが彼女の処世術であり、リザという人間の哀しい特徴のように思える。
90年以上生きてきて、多くの人を殺めても未だ達観できない自分を嗤うリザ。
真面目すぎるんだな。だからこそ創造位階には至れなかったわけで。
でも至らなくてよかったよ。
神咒の“無間等活地獄”なんて、魅せ場こそ龍明にとられたにせよ十分チートだったからな!
それにリザの能力って蓮ブチ切れ案件だし。
カイン(の中にいる犬っころ)に答えを求めるも、その場に唐突に現れたのはトリファ。
ルサルカを余裕でこえる腹黒神父。
このときカインの中にいる犬属性に気付き、飼い主エレオノーレへの切り札として使えるじゃねえかとシメシメ顔。
(エレオノーレはそれほど甘くはなかったが)
トリファは改めて玲愛を大事に思っていることを告白。
リザ、何かを察するも、身体を貫かれる。
ト「本音を言えば邪魔ということになるのですが、それでも慈悲であることに変わりはない。これから先起こる未来......あなたは知らぬほうが身のためだ」
リ「ヴァレリア、あなたは玲愛を......」
ト「救いますよ、それは誓って」
リザ死亡のお知らせ。黒円卓の貴重なおっぱい枠が...。
リザが消えても仮面が残ることを確認し、トリファは更なる暗躍を図る。
ここで香純ルート第7章終了。
しかしすごいなトリファ。三騎士は降臨せず、邪魔になるであろうリザを排除して、まさに思い通りの展開じゃないか!
っていうか味方サイドは螢が存在感だしすぎで、香純が息してねえ!!
ChapterⅧ Pied Piper→「Dies irae ~Amantes amentes~」ChapterⅧ 感想 - ゆらりゆらりとゆらゆらと