“ああ......”
“わたしは、ずっとここにいるのね”
「Holiday」というタイトル通り息抜き回。
共通ルート最後の箸休めの章であり、多くの”マルグリット挺身追跡隊”を生んだ罪深い章でもある。
マリィの出生から始まる第5章。
フランス革命まっさかり、とりあえずギロチン落としとけの時代。
そこに、ありふれた1組の夫婦が生活していた。
ある日、処刑台にあげられたのは彼らの恩人でもある老司祭。
嫁にいいとこ見せようと、あろうことか夫自らギロチンを落としたところで、この世に生をうけるマリィちゃん。
平和な時代に生まれたブログ主からは想像もつかないような出生の背景。
18世紀のフランスは、首がおちるところを庶民が観に行っていたのか...。
「みんなで行けば怖くない」精神?気持ちは分からないでもないけど...。
そんなグロいシーンみせられたら吐いちゃうよ。
こういったものも何回もみれば慣れるのだろうか。あらためてすごい時代だ。
そしてそんなすごい時代に、群を抜いてすごい存在として生まれたマリィ。
魂はすでに求道神の域。
周囲から忌み嫌われ、ギロチンにより肉体は死しても、魂は黄昏の浜辺に残り続けた。
その在り方に、コズミック変質者は膝を屈し、蓮は怒りを覚える。
そんな悲劇を見せられ、夢から覚めると、
そばにいる香純も起きてToLoveる状態な蓮。そこ代われ。
香純の服を着るマリィ。
しかし香純よ、なんでそんなゴスい服を買った?
可愛いは正義の下、諏訪原観光ツアーがスタート。
遊園地もあってタワーもあって、素晴らしい行楽地だな諏訪原市。
開拓してくれたシュピーネさんの優しさは、ほんまユーラシア大陸に響きわたるで。
あぁ可愛いすぎる。
もう香純ルート飛ばしてマリィルート行こうかな。
しかしお金持ってるな2人とも。
香純母から仕送り?もしくはバイト?お金があることはいいことです。
帰宅後
蓮「俺は楽しかったけど、マリィはどうだった?」
マ「うん楽しかったよ。レンと同じ」
楽しい休日はここまで。
さっそく螢とルサルカを打倒すると意気込む蓮。
だが......その前にあらためてマリィの意思確認。
蓮「今日一日遊んで、気が変わったよ。マリィは器械なんかじゃない」
マリィを道具として使うことは、やはり違う。
ならこれから人を殺していくことに、覚悟はしてくれるのかと聞くが、マリィには届かず。
蓮の放つ言葉の意味自体がわかっていない。
蓮「俺が香純を殺せって言ったら、殺すのか?」
マ「レンがそう言うなら、わたしは別に」
なんて軽いんだ香純の命。
命の価値を知らないマリィ。
いまの蓮がどうこう言っても暖簾に腕押し。
マリィがこの辺りの機微を理解するのはラインハルトに穴を空けてもらってから。
やはり黄金閣下の愛は違うぜ。
マ「わたしはレンを助けるよ。カリオストロから聞いてるし、これから何をするかも分かってる」
「カリオストロの友達の、そのまた友達を斬るんだよね?心配しないで、わたしと一緒なら、レンは絶対に負けないから」
すごいぜマリィ。
実際ほんとうにそのレベルだから恐ろしい。
今はまだ伝わらずとも戦いの中でマリィを変えていく、と気持ちを引き締めたところで、
女版司狼登場。
エ「司狼があんたに会いたがってる。顔貸してよ。殺人犯——」
そんな具合で5章終了。
この辺は2週目以降は完全にスキップしてたから、あらためてやってみるとなかなか楽しい。
マリィが上を見上げているCGが可愛すぎていつまでも見てられるぜ。
ChapterⅥ King of Hollow→「Dies irae ~Amantes amentes~」ChapterⅥ 感想 - ゆらりゆらりとゆらゆらと