邦画の方はたぶん観ない。
story:家族のために地道に働いてきた自動車修理工のカーター・チェンバーズ。皮肉屋で病院など経営している金持ちエドワード・コール。偶然同じ病室で入院することになった彼ら。医師から伝えられるそれぞれの病状はーー。
まぁ観るまえからわかるよね。
最高の映画だってことがさ。
あらすじもそうだが演じる俳優2人も最高すぎる。
モーガン・フリーマンはいわずもがな。
ジャック・ニコルソンなんて悪役のイメージ強かったけど、この映画じゃ不器用なじいちゃん感がよくでていてめちゃくちゃ好きになりましたよ!
なんていうかこう皮肉吐いてる人が素直になると、それだけで好感度爆あがりするよね。
この現象に名前つけたい。
語るうえで欠かせないのは秘書トマス!
名バイプレイヤーぶりを如何なく発揮してくれた。
要所要所で陰鬱な空気になりそうな部分を緩和してくれたのはホントありがたい。
エドワードとの痛快なやりとりは観てるこっちをニンマリさせてくれました。
”やりたいことリスト”を埋めるうえで重要な役割をはたしてくれたことに感動。アナタがMVPだ!
「世界旅行できたのはエドワードがお金持ちだからでしょ?」
「けっきょくやりたいことするにはお金が必要なんじゃん」
って思った人はもう1回見直してもらいたい。
大事なことはそこではないので。
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一言でまとめると
友達っていいよね。
しかし冒頭カーター(モーガン・フリーマン)のモノローグで始まったから、先に死ぬのがカーターとは思わなかったよ。
春まで生き延びたエドワードは、カーターとの約束のためにがんばったのかしら。
あっやめよ。これ以上考えたら泣くわ。
”やりたいことリスト”って仮に自分が作ったとしても「めんどいから明日でいいや」ってな具合でなあなあに終わるんだろうな。
ふつうは余命伝えられたあとじゃあ遅いよな。
難しいぜ。
リストといえば、”世界一の美女とキスする”の回収が見事すぎたな。
まったく予想できなかった、というか想像してなかったぜ。
これは文句ナシの美女ですね。
カーターの奥さんはカーターが旅に出ることに終始反対だったのがどうもなあ。
やっぱり最愛の人には治療がんばってほしいのかね。
男女でその辺の考え方ちがうのかな。
リストを埋める1つの要因だったコーヒー「コピルアク」。
てっきりエドワードは知ってて飲んでるものだと思っていたよ。
だもんであの大笑いするシーンは少し驚きました。
ブログ主の兄は飲んだことあるそうで、やっぱりおいしかったそうですよ。
いま絶賛公開中の日本リメイク。
このリメイク元をこえることはないだろうが、果たして。
そんな映画。